Jounal
往年のモトクロスジャージ
2017.08.29
夜になると少しは過ごしやすくなった
8月も終わりに近づき
来月は早くも誕生月の9月、
恐ろしいほど早く感じます。
先日から新しいアイテム作りにチャレンジしています。
VMXを始めた頃に先ずはホンダから、少しずつsixhelmetsさんで
当時のモトクロスジャージを集めました。
もう着ないだろうと思いながら
改めて個々の作りの特徴や違いを考察して
有りもののボディーに頼らず
先ずは自分で作ってみようと思いました。
考察した結果、
恐らく60~70年代に実際にレースで着用されていた
残っているタグを確認できるものは
全てMADE IN USA。
・素材
ほとんどポリエステルのメッシュジャージを使用。
中にはジャージ素材やコットン素材と組み合わされ
腕や肩周りのダメージ具合を考慮した事が考えられる。
袖口・衿のリブはコットン素材あり
ポリエステル素材ありの様々、
リブの生産背景や作り手の感覚?
・カラー
ホンダはイメージカラーそのものに対し
他は様々な中、ロゴは忠実に再現し
チームイメージは保っている。
・機能
スズキだけはセミラグランスリーブ、
他はセットインスリーブ。
動きやすいのはラグランのようで余計な生地が多くなる、
腕を下げた動きが多いライディングに
伸縮性がある生地を使用している関係でも
余った生地が邪魔することがないセットインなのか。
ラグランの方が縫製しやすいので
草レースでは何処まで必要か考えもの。
衿のリブは全てが、ややスタンド気味。
土ぼこりへの対策と思われる。
肘の内側に3㎜程のウレタン素材・薄いフライス素材、
様々であるが肘当てが付いており
無いよりは安心であるが
5㎜はあった方がもっと安心かな。
最後にシルエットはいたって太過ぎず細過ぎず、
縫製始末も様々、プロテクターの上から着用していたはず
なので縫い代は特別、肌に対して気にすることなくシンプル。
気付かぬこともあったかもしれませんが
メッシュジャージの制作にチェレンジして
まずはこんなものかなと思い
1Stサンプルが完成しました。
伸びたり縮んだりと
Trouserとは違い
軟体動物を扱っているようで
慣れない手さばきに
肩の力を抜くことだけは
よく分かりました。
またアップします。