Jounal
The Golden Pavilion
2017.07.09
先月、京都へ行く機会があり銀閣寺を訪れました。
仏教徒でも信仰宗教があるわけでない私は
和洋問わず旧い建造物を見るのがとても好きなんです。
意外とシンプルで地味な雰囲気でしたが
庭園の手入れがとても行き届きいているのが印象に残りました。
そして次に機会があれば金閣寺に行きたいと思いましたが
昨日、久しぶりに完全オフをとり実現しました。
幼少時の修学旅行は奈良や伊勢方面だったので初めてです。
金閣とゆう名の通り、遠くからでも輝きを放つゴールドに感動していると
お連れが気を利かして写してくれました。
人の多さに驚き、ほとんどが海外の観光客で賑わう流石は世界遺産です。
鎌倉時代(1397年)足利義満が造らせたそうですが
1階が公家様式、2階が武家様式、3階は中国の禅宗様式だそうです。
1階は木造の何でもない造りですが
2階と3階は細部にわたり金箔が貼られて圧巻でした。
帰ってから少し調べると、こんな事が書かれていました。
この時代、足利義満は中国皇帝から「日本国王」の称号をもらっています。財力も朝廷とはくらべものにならないくら持っており、後に天皇家乗っ取りをたくらみます。つまり金閣は、この世で一番偉いのは中国皇帝で、自分たち武士が2番目で、財力も権力もなく一番下なのが朝廷や公家や貴族どもだ、とゆうのを表現した建物なのです。
自分たち武士は公家や貴族よりも偉いんだぞ、とゆうことを朝廷に
見せつけるためだだったようです。
実はその時代の寵児ともゆうべき世の中を変えようとした建物だったとは、
アナーキーですね、いつの時代もロックな人がいるものです。
山の神でしょうか、様々なものを魅入りながら
梅雨の晴れ間の京都は非常に暑かったので少し足早でした。
コケをこれほど美しく感じたのは初めてのような、銀閣寺でもそうでしたが
もちろん手入れの良さで維持されることでしょう。
作業中にも関わらず思わず撮らせてもらいましたが、暑い中
安全の為にヘルメットを被らなければいけない、そして長袖を
着なければいけない、
これほど暑いものはないんです。
流れなんて止まらない汗、そんな中でも地道に当たり前のように手入れを
されている方がいるから、美しいものに浸れるのでしょう。
このエリアだけは、その当時から人の手が入っていないそうですが
何とゆう場所か写し忘れました。
よくよく考えると、金箔は当時のままなのでしょうか。
それはないでしょうか。
通路を歩くと最後に茶室や色々な建物が表れてきます。
この線香の煙を首から上へ仰ぐと、頭が良くなりイケメンになると
修学旅行のガイドさんが学生に言ってました。
出口の扉の金具にそそられて写しましたが
きっと当時物ですよ。
時には服やバイクのことも忘れて、良い小旅行でした。
学生の時は京都美術館などに行った覚えがありますが、
今度はこれに行こうと思います。